産業カウンセラー資格取得
【産業カウンセラー】
働く人たちの心の援助をするのが産業カウンセラー。
活き活きと働けるように、心理学的手法を用いてサポートするのが産業カウンセラーの主な仕事内容です。社団法人日本産業カウンセラー協会はこうした産業カウンセラーが中心になって組織されています。
産業カウンセラーとは近年、雇用の不安定化、成果主義の導入など職場の環境は厳しくなっていて、ストレスから体調を崩す人が増加しています。
そんな人たちの心の援助をするのが産業カウンセラーです。
産業カウンセラーは心理療法やカウンセリングだけでなく快適な職場で仕事ができるように援助活動を行っています。
■産業カウンセラーの役割
1.メンタルヘルス対策への援助
精神面の不調を訴える人に個別のカウンセリングを行うほか、職場の管理・監督者に対してもメンタルヘルスについての導入と組織づくりを助言していきます。
2.キャリア開発への援助
企業内外で通用する職業能力を養うための援助をします。終身雇用制が揺らいでいる昨今です。個人が自発的に競争力のある人材を目指して、キャリア開発に取り組まなければなりません。
3.職場における人間関係開発への援助
管理職と職員との関係、経営政策への参加意識、ソーシャルスキルなどを援助します。労使委員会への参画にも積極的にとりくみます。
産業カウンセラー資格試験の内容試験は初級・中級・上級に分かれていますが、実際に仕事につなげたいなら、中級以上は必要でしょう。
■試験のレベル
初級:基礎的学識、技能及び一般的な素養。
中級:専門的学識、カウンセリング経験に裏付けられた技能及び高次の素養。
上級:高度で広範な専門的学識、十分なカウンセリング経験に基づく技能及び素養、産業カウンセラーの養成の経験、能力点検についての高度な判断能力の有無。
試験は各級試験ごとに学科試験、実技試験により行われます。
高校卒業でこの資格を目指すなら、まず初級産業カウンセラー養成講座を受講して受験資格を得ておきましょう。
【産業カウンセラー受験資格 初級】
1.大学で心理学または心理隣接諸学科を専攻し、学士の学位をもっている。
2.カウンセリング業務または人事労務管理に従事した経験が通算4年以上ある。
3.20歳以上で、協会の産業力ウンセリングの初級養成講座などを修了しでいる。
【産業カウンセラー受験資格 中級】
1.大学院で心理学または心理学隣接諸科学を専攻し、修士以上の学位を持っている。
2.初級試験に合格した後、カウンセリング業務または人事労務管理に従事した経験が通算4年以上ある。
3.カウンセリング業務または人事労務管理に従事した期間が通算10年以上ある。
4.初級試験に合格した後、協会の向上訓練講座などを修了して3年以上が経過している。
【産業カウンセラー受験資格 上級】
1.大学院で心理学または心理学隣接諸科学を専攻し、博士の学位を持っている。
2.初級試験に合格した後、カウンセリング業務または人事労務管理に従事した経験が通算13年以上ある。
3.中級試験に合格した後、カウンセリング業務または人事労務管理に従事した期間が通算4年以上ある。